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o‐mo‐te‐na‐shi

 

 滝川クリステルさんの2020年オリンピック招致のフランス語のプレゼンテーション。

じつは彼女のスピーチで一躍脚光をあびた「おもてなし」以外、まったく真相を知らず、ちょっと内容が気になりネットで彼女の非常に聞き取りやすいフランス語をディクテ(書き取り)をすることに。

はたしてあの「O-Mo-Te-Na-Shi」とはなんだったのか・・

 

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Nous vous offrirons un accueil vraiment unique.

En japonais, il est possible de le décrire avec un seul mot : o-mo-te-na-shi.
L’omotenashi, c’est un sens profond de l’hospitalité, généreux et désintéressé…
Qui remonte à l’époque de nos ancêtres…
Et qui est depuis resté ancré dans la culture ultra-moderne du Japon.

Cet « Omotenashi » explique pourquoi les Japonais prennent autant soin les uns des autres, de la même façon qu’ils prennent soin de leurs invités.

東京は皆様を、ユニークにお迎えします。
日本語ではそれを「おもてなし」という一語で表現できます。それは、見返りを求めないホスピタリティの精神。それは先祖代々受け継がれながら、日本の超現代的な文化の中にも深く根付いています。

「おもてなし」という言葉。それは、なぜ日本人が互いに助け合い、お迎えするお客様のことを大切にするかを示しています。

 

やはり「おもてなし」の表現が破壊力があり私には他の内容がほとんど頭に残りませんでした。いいこと言っているんですけどね・・・

ところで「ことば」を巡っての表現は日本語は実に豊かです。

ことばにトゲがある

ことばがもつれる

ことばが荒れている

ことばが胸に突き刺さる

ことばが冷たい

ことばが硬い、軽い、重い・・

ことばの中身ももちろん大切な要素ではあるけれども、その繊細な表現力も強く作用します。 語られた内容よりもむしろ語り方に魅せられることがありませんか?

それが今回の彼女のパフォーマンス付きの「O-Mo-Te-Na-Shi」はいままで 「おもてなし」=旅館の女将というイメージであったことばが一気にフィールドが広がった感があります。

何か、わたしもことばを流行らしたい今日このごろです。

 

clumnist/KAIDA

 戒田格 2011年アッシュ・ペー・フランス入社。 以来クイーンズイースト、横浜タカシマヤ勤務という横浜店育ちの癒しキャラ。渋谷109のギャルショップにて10年勤務。

学習院大学大学院フランス文学専攻博士前期課程修了。趣味は重いテーマを扱った小説。文学とファッション、フランス語やらなんかについてのブログを徒然なるままに書いております。

fariero kaida