46

元カレ元カノ フリマ

こんにちは、横浜店のKaidaです。

今日のテーマは先日話題になっていました「元カレ元カノフリーマーケット」について。

残念ながら私は行くことはできなかったのですが友達が興味本位でのぞきにいっていたようです。

このフリーマーケットでの出品内容はタイトルのとおり。

離婚で不要になったマリッジリング 購入時が40万相当を2万で出品。そのほかもクリスマスプレゼントでもらったミキサー。場所をとるので使わず彼氏とのケンカ原因となったというものから、元カノへのラブソング、 定番のぬいぐるみなどなど。

 

fleamarket_660px-1-thumb-300x424-3188

(出典 道玄坂ヒミツキチラボHP http://realdgame.jp/ajito/lab/ )

それぞれの出品アイテムには当時の思い出のメッセージも添えられています。またお買い上げの方へのアフターケアとしてお坊さんの商品へのお祓い付きとなっていて至れり尽くせりの企画となっています。

ちょっとここで考えてみたいのが「贈り物」について。

通常、贈り物というのは「これは贈り物だ」と受け取り側がそう思った瞬間に発生する価値です。 私たちが贈り物へ託すのはモノの「価値」ではなく「価値を生み出す力」ということになります。

元カレ元カノからもらったものは一切使えない、使う気が起きないものを出品するということで新しい価値がまた生まれる循環が発生するというのは斬新です。さらにモノは廃棄されないのですから、とても環境に負荷を与えないエコな発想ともいえるでしょう。

後日談ですが総額40万の結婚リングが2万でも買い手がつかなかった、という結果だったそうです。

他者の人生の思い出の一部分を切り取ったモノはいくら安価であってもそこに価値観を見出すのは難しいです。かなりハードルが高い買い物といえるでしょう。

自分オリジナルの人生はお金には変えがたい、そんな当たり前のことを再認識させられたイベントでした。

 

プロフィール

2011年アッシュ・ペー・フランス入社。 横浜タカシマヤのgoldieにて勤務。学習院大学大学院フランス文学修士。こちらで詩人の吉田加南子先生にお習いする。好きなものは重いテーマを扱った小説。文学とファッション、社会学など徒然なるままに書いております。

 

kaida