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買い物はストレスなのか

 

「わたし販売員大嫌い! なんなのあいつら!」

遠野なぎこさんが買い物は好きかとの話題に関して先日、TokyoMXの番組でよほど不快なことがあったのか販売員に激怒されていました。

世の中には販売員との会話を「面倒くさいこと」と考えてネットで買い物をするのがメインの層がいます。

確かにネットでの買い物の利点として24時間買い物が可能です。また移動時間や販売員との会話の省略によって新たに時間も生み出されます。また豊富な情報量を短時間で検索できるというのもネットの良さです。

週間ダイヤモンドオンライン版の「機械に奪われそうな仕事ランキングベスト10」では3位の一般事務員、2位の会計士をおさえて小売販売員は堂々の1位で金額にすると14兆円と換算されます。 販売員ピンチです。

 

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しかし、便利なはずのネットでの買い物も洋服やアクセサリー、靴などファッションに関しては少し状況が異なります。それはネットでのバーチャルな情報と実物との間の誤差が発生するのは宿命だからです。

ただ画像だけで判断してクリックすると、しっかりと調べたはずのサイズなのに木型が違うために激痛を伴う靴や、肌触りが慣れないチクチクするニットがやってきたり、どこかきつくていやなボトムだったりとお金を無駄にしてしまった、という方も多いのではないでしょうか。

ネットでの買い物も便利な一方でリスクも背負っているといえるでしょう。返品の労力と時間も心身ともに負担となるでしょう。

ファッションを購買するということは身体にあてて視覚、触覚をフル回転させ更に実際に使うシーンを想像するという非常に知的な行為ともいえます。

買い物はネットと店頭で往復することできっとそれぞれの利点を享受する一番良い方法かもしれませんね。

 

 

プロフィール

OKI

2012年アッシュ・ペー・フランス入社。現在横浜店勤務。多摩美術大学美術学部工芸学科卒業。イラストは主に水彩で描いています。

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コラム 筆者 Kaida

2011年アッシュ・ペー・フランス入社。 横浜タカシマヤのgoldieにて勤務。愛媛大学法文学部卒業。学習院大学大学院仏文学博士前期課程修了。詩人の吉田加南子先生にお習いする。文学とファッション、社会学など徒然なるままに書いております。

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